【開催報告】2023年 第46回 春の同志社サロン(城端曳山祭)
第46回春の同志社サロンが5月5日(金)南砺市城端で開催されました。
当初は天候が心配されましたが、当日は晴天にも恵まれ春サロンを開催するにあたり最高の日和となりました。
今回この城端で春サロンを開催したのは、新しく支部長になられた河合支部長の地元であり、長年曳山祭に主催者側として携わってこられたこともあり、お披露目も兼ねて春サロンを城端曳山祭にあわせて城端で開催することといたしました。
この城端曳山祭はユネスコ無形文化遺産、国重要無形民俗文化財にも指定され300年も続く由緒ある祭りです。豪華絢爛なる6台の曳山と6台の庵屋台が町中を巡行し、その巡行する庵屋台の中から、若衆が奏でる「庵唄」を「所望(聴く)」することが特徴であり、今回の春サロンでも庵唄を所望することをメインとして開催いたしました。
当日はまず北陸銀行城端支店に集合し、昼食を「かねしま」というお店でいただきました。ここで支部長から祭礼の説明、庵唄所望所作の説明があり、また庵唄で用いられる短冊があたるお楽しみ抽選会も行われました。
その後参加者を2班に分けて所望宿にて庵唄を所望、曳山の巡行を見学いたしました。
所望宿での庵唄の所望は会場の数に限りがあり、なかなか通常では体験出来ないものなのですが、今回は支部長が祭礼関係者というご縁から体験することが出来ました。細かい細工が施された庵屋台から三味線と笛の音色に合わせての庵唄を所望は300年の歴史が感じられ大変素晴らしいものでした。
庵唄を所望した後は、三々五々曳山巡行を見学、解散となり春の同志社サロンは終了となりました。
今回のことは同志社というつながりがあったからこそ経験できたことと感じます。あらためて同志社で学んで良かったと思えるサロンとなりました。